山本博紀セレクト 南北海道のチーズと、はちみつヌーヴォー2022詰め合わせ
【7月下旬より順次発送予定】
チーズ製造技術アドバイザーの山本博紀さんが案内する
”南北海道 チーズとうつわ”シリーズ。
今回は、今年とれたてのはちみつヌーヴォーのセットです。
【数量限定】 50
【受付締め切り】 2022年7月19日(火)12:00
※定数に達した時点で締め切らせていただきます
【生はちみつ】
大沼ガロハーブガーデンの非加熱はちみつです。
国産のはちみつ割合は7%。さらに非加熱となると、0.08%ほどしかないといわれています。
加熱する理由は、糖度を上げるため。
大沼ガロハーブガーデンのはちみつは、巣の中でミツバチが羽ばたいて、水分を飛ばし、自然に糖度が上げるのを待ちます。いわゆる「完熟はちみつ」です。
つまり、少量しか採れません。。。
エグミがなくておいしい!酵素も生きたままとりいれることができる!貴重な生はちみつなのです。
大沼ガロハーブガーデン 詳しくはこちらから
【今回の”まるっとチーズ” 山川牧場 さけるチーズ】
山川牧場 さけるチーズ 60g
ジャージー牛乳100%で作った、ふわっとやわらかいチーズです。
【プチチーズセット それぞれ一口サイズの約15g】
山川牧場 プロヴォローネ おためし15g
ジャージー牛乳100%。牛乳の旨味が凝縮されてます
山川牧場 熟成 ゴーダチーズ おためし15g
3ヶ月じっくり熟成。芳醇なコクが特徴です
久保田チーズ研究所 ブルーチーズ おためし15g
現地でしか買えない、貴重なチーズ。職人久保田さんの技が光ります
久保田チーズ研究所 カマンベール おためし15g
洞爺湖サミットでも使われた、カマンベールです
アルパージュ チェダーチーズ おためし15g
ほぼ非売品。職人山本さんがつくる貴重なチーズです
【山本博樹✖️山川牧場】
北海道、函館郊外にある大自然リゾート『大沼国定公園』。
四季折々の自然と様々なアクティビティを楽しむことができ、
一年を通して多くの観光客で賑わいをみせます。
そんな大自然に囲まれたこの土地で、明治後期の創業以来、
「自然のままで、本物の牛乳づくり」にとことんこだわっている、山川牧場。
「ご当地牛乳グランプリ」でも金賞を受賞したことのある、
山川牧場特濃牛乳や山川牧場特濃牛乳100%ヨーグルトは観光客にも大人気。
ジャージー牛乳入りのとにかく濃厚な山川牧場特濃牛乳の美味しさをいかして、
山川牧場山川大貴(だいき)さんは、
5年前からチーズづくりをはじめました。
(左)山川大輝さん (右)山本博樹さん
小さい頃から牧場の手伝いをしていた大貴さん。
牛の世話が好きで、乳製品の加工にも興味があったそう。
大学生の頃、将来親から牧場を継ぐという話になり、
「何かやってみたいことはない?」と聞かれ、
「チーズ」と即答。
本当は卒業してからチーズづくりの修行をしたかったそうですが、
大学4年生のときに工場が建ち、卒業してすぐに試行錯誤の日々がはじまりました。
「当初、本当に失敗だらけでした。
チーズが固まらないとか、苦味がでたりとか、食感が悪かったりとか…。
試行錯誤の末、いまやっと落ち着きました。」
と、語る大貴さんにチーズづくりを教えてくれたのは
チーズ専門店アルパージュの山本博紀さん。
取材した日は、ちょうど山本さんがアドバイスしたチーズが熟成し、
カットしたところ。
「うん。おいしいと思うよ。1番苦労したところはどこ?」との問いに、
「モッツァレラチーズをジャージー牛乳100%で作るのに、
夏場は乳脂肪分が4.5%や5.0%だけど、冬場はもっと濃くなるため、
いかに安定して作れるかが苦労しました。」と大貴さん。
季節の変動をつかむまでには時間はかかったようですが、
チーズづくりのノウハウを学ぶことができ、
現在、山川牧場では5種類のチーズを製造販売しています。
フレッシュタイプの「モッツァレラ」、「さけるチーズ」、「サトカバレ」と
セミハードタイプの「ゴーダ」、「プロヴォローネ」。
セミハードタイプのゴーダチーズは、半年熟成させるため、
作り方を変えてみても、結果が分かるのは半年後というのも、
チーズづくりの大変なことの一つ。
チーズについて楽しそうに語る大貴さんのいまの目標は
「納得のいくチーズ。誰が食べても美味しいチーズ。」をつくること。
「牛は横津岳の美味しい水を飲んで、のびのびと育っている。
ミルクに自信がある。」
大沼国定公園の恵まれた環境に加え、
牛の餌である厳選された良質な牧草を確保するために、
土づくりから有機農法で取り組んでいる山川牧場の
「本物の牛乳」をつかったチーズです。
【うつわ】
工房 塒(ねぐら)松浦喜英
高知県出身。七飯町在住。ヤギと、鶏と、ともに暮らす。自宅の前からは、雄大な駒ヶ岳が見える。
松浦さん手作りの薪窯で焼く器は、まさに松浦さんの自然な暮らしそのもの。素朴であったかい。
今回の器は、山川さん、久保田さんのチーズ、山崎さんのはちみつが、七飯町なので、駒ヶ岳が描かれた器をセレクトしました。
(左から)山本博樹さん(チーズ)、山崎健さん(はちみつ)、松浦喜英さん(うつわ)
【チーズ案内人 山本博紀さん】
チーズ製造技術アドバイザー。酪農家になりたく、北海道酪農学園大学に進学。乳業メーカー、チーズ工房を経て、乳業メーカーへ。自宅を改装し、自身でもチーズを製造販売。現在、自身もチーズをつくりながら、チーズ工房へ技術指導している。北海道のチーズ界に欠かせない存在。